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事件

14歳で4人射殺の少年、法廷で笑いながら被害者を嘲笑「許すよ」にニヤリ

2026年7月27日
14歳で4人射殺の少年、法廷で笑いながら被害者を嘲笑「許すよ」にニヤリ

2024年9月、アメリカ・ジョージア州のアパラチー高校で起きた衝撃的な銃乱射事件。当時14歳だったコルト・グレイ被告(現在16歳)が、同級生2人と教師2人を射殺し、9人に重軽傷を負わせた悲劇は、今もなお関係者の心に深い傷を残している。

先日開かれた裁判で、グレイ被告は55の罪状すべてに対して正式に有罪を認めた。殺人や加重暴行など、その罪の重さは計り知れない。しかし、法廷で明らかになった彼の態度は、さらに多くの人々に衝撃を与えた。

銃撃を生き延びたナタリー・グリフィスさんは、法廷で自らの体験を語った。「手首と上腕の2発を撃たれました。左手が使えなくなりました。でも、それ以上に失ったものがあります。自分で服を着ることも、髪を整えることもできなくなり、自立心を失いました」。彼女が悲痛な思いを早口で語る中、法廷からは笑い声が聞こえたという。なんと、グレイ被告がにやにやと笑いながら、くすくすと笑っていたのだ。

別の生存者、ヘイデン・ボーエンさんは涙ながらにこう語りかけた。「まず、あなたを許します。あなたのためではなく、私自身の心の平和のために」。彼女は続けて「頻繁にパニック発作が起きる。どこにも長くいられない。自分の寝室でさえ恐怖を感じる。普通の10代の生活はもうできません」と訴えた。

犠牲者となったのは、14歳のメイソン・シャーマーホーン君とクリスチャン・アングロ君、そして教師のリチャード・アスピンウォールさん(39)とクリスティーナ・イリミエさん(53)。メイソン君の母親は「彼は単なる被害者ではありません。優しく、思いやりがあり、ユーモアもあって、誰かを守ることに熱心でした。特別な支援が必要な子だったからこそ、周りに置き去りにされる人の気持ちがわかったのです」と語り、その無念をにじませた。

グレイ被告は父親からクリスマスプレゼントとしてライフルを贈られており、その父親も第二級殺人などの罪で有罪判決を受けている。逮捕された際、グレイ被告は警官に「父に、あなたのせいじゃない、精一杯やったことはわかってるって伝えてほしい」と伝言を頼んだという。

被害者の兄、イスマエル・アングロさんは裁判官に「被告の家族はまだ息子に会い、話し、息をしているのを知ることができる。でも私の両親にはその権利すらない」と涙ながらに訴え、仮釈放なしの終身刑を求めた。裁判所は今後、グレイ被告の量刑を決定する。最小でも仮釈放付きの終身刑、最大では仮釈放なしの終身刑となる見通しだ。

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